施術案内

筋力をつけて体の姿勢やコンディションを上げていく前に、まずは動ける状態にしていきます。

柔らかくしてからでないと正確な体の使い方ができずに、余計に痛みが強くなったりするためです。

準備段階として、まずは硬くなった筋肉のマッサージとストレッチ、ずれた関節を修正して正常な関節運動ができるようにします。

最初に整体を行うことで無駄な力を入れずに正確に狙った筋肉だけを働かせて「鍛える」運動療法を次の段階で行っていきます。

ここでは通常の「筋トレ」に比べると筋肉量を増やすというよりは、全く使えていない筋肉の「スイッチ」を押すようなイメージで使い方を再学習していくような感じです。

この段階では治療台に寝た状態で狙った筋肉単体を鍛えていきます。

次の「運動」では実際の生活場面と同じ体に重力がかかる状態で行います。これは重力がかからない状態での運動だけでは条件が違うために生活場面で使ううちに「戻り」が起きてくるためです。

重力に対抗しながら遠心性（伸ばしながら筋肉を働かせる）の運動をすることでより生活の中で使う形に近い筋力強化ができるため長時間歩く、重いものを持ち上げたり、中腰姿勢での作業などでも大丈夫な体を作っていきます。

生活のどの場面で痛みを感じるかを教えて頂き、問題があるときはその動作自体のやり方を変えたり、体の使い方に問題がないか調べて、どういう動作が痛みにつながりやすいか、どのように体を使えばいいかを一緒に確認しながら改善していきます。