〒651-2111 兵庫県神戸市西区池上4-27-8 ジュネスコートM103
神戸市営地下鉄伊川谷駅バスと徒歩14分/伊川谷インターから車で3分・駐車場あり
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関節がある程度痛みなく、正常関節可動域に近く動かせるようになると今度はその良い状態で維持できるように、筋力的に弱くなりバランスが崩れてしまった部位の筋力強化に取り掛かります。
一般的に長年の間、まったくというほどに使ってこなかった筋肉なので急に動かそうとしても”力の入れ方がわからない”という状態になっていて、やっと力が入っても力を入れた瞬間に”痙攣”を起こしたりします。これは弱くなっている状態なので正確に刺激を入れながら使い続けると筋力の回復とともに痙攣しなくなっていきます。
また、ここでいう筋力強化はよくあるトレーニングジムで限界まで”パワー”を上げるためのトレーニングではありません。正確に〇〇筋という筋肉単体だけを正確に動かすのが目的になります。
これが意外に難しく、ターゲットとなる筋肉がどこから始まってどこで終わるかがわかっていないと判断できないのです。しかし逆にそこをおさえていると筋肉というのは作用としては“縮む”しかないので、筋肉の始まりと終わりの2点を近付ける動きであるため運動の正確さの推測がつきます。
あとは”ここの関節は普通このくらい動く”ということが分かって十分な範囲で動かして適切な運動刺激を入れていきます。この知識がなければ効果のある”狙った運動”はできません。
"不労筋”という普段の生活の中で、ほとんど使わなくなった筋肉を単体で選択して鍛えていくので正確に働かせなければ、姿勢を改善させたり、痛みや痺れの改善につながりません。
これをまずは運動の中でも難易度の低い”徐重力位”でベッドに横たわって”関節の動きを視認と触察しながら、一つの狙った筋肉に正確に力が入るように患者様にどこに力が入っているかを確認しながら進めていきます。
ここの運動形態は筋肉の長さが収縮して短くなりながら力を入れる”求心性収縮”の形をとります。これは筋肉が短くなることで力は最も入りますが、筋長が短くなる分、筋自体はたわんで筋肉自体にかかる”張力”はそこまで強くないのが特徴です。
関節を動かすときに例えば、「肘を曲げる」時には”上腕二頭筋”に正確に力が入ると筋肉は収縮して筋長が短くなり、「肘を伸ばす」上腕三頭筋の力は神経支配の働きから力が逆に抜けて筋長が長くなることで”スムースに動く”状態が作られます。
”緩めたい筋肉の反対の作用を持つ筋肉に力を入れる”と意図的に運動を使って筋肉を緩めることが可能になります。マッサージは表層から力を加えるために深層に力が加わりにくいのに比べて自分自身で動かすため深部の骨の際までを緩めることができます。
選択した筋肉単体に刺激を入れて使えるようになったら、今度は立った状態で重力に対抗して筋肉に力を入れる運動に進みます。
この段階ではさらに生活場面で必要とされる体重がかかっている状態で鍛えたい筋肉を”遠心性”という筋肉を伸ばされながら使う(スクワットならお尻の筋肉が伸ばされながら使われる)というさらに強い負荷をかけます。
これは筋長が伸ばされ筋肉自体に張力が強くかかったうえで、更に筋肉自体が収縮して縮むため強い負荷が筋肉にかかります。
この種類の運動をして筋肉が強化されたら、動作をしても簡単にバランスが崩れないだけでなく運動に対する耐久性が上がるために中腰姿勢で作業したり、何時間も歩いても痛くならない体を手にいれることができます。
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